春から就職・新生活を送る息子へメッセージを
書こうと思います。
親から独立して初めてもらう初任給の使い方
どうしたらいいのか?
独り暮らしも同時に始まったら、
貯金までできるのかな?
新生活への期待と共に心配がまぜこぜでしょう。
親も喜びと不安が半分半分なんですけどね。
でも、何事もスタートが肝心です。
何も始まっていないから、見当はつかないけれど
一応の目安だけ頭に入れて、最初からは無理でも
徐々に軌道修正していきましょう。
♦ 20代大卒 シングル独り暮らし
手取り 18万の場合の支出バランスの目安
☆ 各項目は目安なので、個人の必要性に応じ
増減してください。
① 住居費 25% → 45,000円
② 通信水道光熱費 10% → 18,000円
③ 食費 25% → 45,000円
④ 娯楽費 10% → 18,000円
⑤ 保健医療費 2% → 3,600円
⑥ その他 13% → 23,400円
⑦ 貯蓄 15% → 27,000円
① 住居費
会社からの家賃補助がある場合も、なかったものとして
分相応の家賃に抑えるようお勧めします。
転職したら、家賃補助がない会社だったなんて時は
すごーくしわ寄せが来ますから。
② 通信水道光熱費
ストレスにならない範囲での節約はした方が良いです。
携帯のキャリアの変更や料金プランの変更も検討の一つに。
③ 食費
自炊の食料品、コンビニ弁当、缶ジュース、飲み会代は
食費から出します。
一人暮らしで簡単に栄養が摂取できるように工夫して
自炊とご褒美の外食ランチでメリハリをつけましょう。
バナナ、リンゴ、プチトマト、豆腐、納豆、卵など
栄養のバランスがとりやすく安価な食品を活用し、
節約より、栄養のバランスに気をつけましょう!
お味噌汁は、味噌と粉末出汁に冷蔵庫にある食材を
加え作る等の工夫をしましょう。
何気なく買っていないか、考えてみましょう ↓
缶ジュース130円×1日2本×30日=7,800円
意外と大きな金額ですね。
④ 娯楽費
漫画、書籍、DVD、カラオケ、休日のレジャー費等
⑤ 保健医療費
病院の医療費、薬品の購入費等
⑥ その他項目
保険料、被服費、日用雑貨費、車関連費等
⑦ 貯蓄
初めは少しずつでもいいので、毎月貯蓄をしましょう。
1年後には、手取りの15%が貯蓄できるよう
目指しましょう。
その後は、20%の貯蓄を目指しましょう。
☆ 貯蓄は、先取りで
お給料をもらったら、先に貯蓄や家賃等の払いものをして
残ったお金で生活する癖をつけましょう。
最初は嫌かもしれませんが、
貯蓄したお金が増えていくのを
見たらうれしくなりますよ。
☆ 先取り貯蓄とは別に、
旅行や家電の購入等のまとまった出費に備えて
1か月の生活費から残った金額を貯金箱に入れるか
貯蓄用の銀行口座に入れ残すようにしましょう。
ボーナスは、カードの支払等で先に使わずに
旅行等のまとまった費用の使い道として
前々から計画して、ボーナスの半分を使いましょう。
残りの半分は、貯蓄用の口座で貯めましょう。
ボーナスは会社の業績が良い時に払われるもの
なので、あてにして先に使わないようにしましょう。
♦ 先取り貯蓄は、どこで貯めたらいいの?
積立定期預金(銀行での自動積立等)
財形貯蓄や社内預金(会社の給料から引かれて、貯まる)
つみたてNISA→投資に興味がある人向け
確定拠出型年金(企業型や個人型のiDeCo)→老後資金
☆ 初めは、積立定期預金、財形貯蓄、社内預金等から始めて、
お金の知識がついてきたら積立NISAや確定拠出年金等も
追加するのもいいかと思います。
♦ なぜ、貯金するのか?
今の生活を楽しんだり、自分に投資することは
良いことですが、人生には変化がつきものです。
転職や結婚、老後等お金が出ていく時期があります。
家や車の購入、災害、病気やケガ等予期せぬこともあります。
少しずつでも貯蓄していたら、
将来の自分を、過去の自分が助けてあげられます。
今回は、新卒・新生活の貯金について書きましたが、
お金をあるだけ使ってしまってどう管理したらいいか
分からない方もいると思います。
次回、簡単・シンプルなお金の振り分け方法についても
書きたいと思います。
国からもらえるお金(社会保障制度)についても、
知っておいた方が良いので
おいおい書きたいと思います。
新生活、楽しみながらがんばってください。
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