モノとお金の手放し方

熊本市北区のファイナンシャルプランナーの岩永その子です。

終活を頭のすみに置きながらモノの手放しを続けています。

自分の反省を含めて最近のことを書いていきます。

 

モノとお金を手放す時の心の揺れ

2019年に購入した一般NISAを、何回かに分けて売却しています。

(最近は、株価が下落傾向なのでお休み中です)

 

NISAを売却する時は、

利益がもっと出るんじゃないかとか…心が揺れ

自分の欲との戦いです。

 

モノを整える場合にも心の揺れとの戦いになります。

捨てる予定のモノをもう1回戻したりすることも

多々あります。

 

モノ、資産運用のどちらも買う時は簡単で

手放す時の方が何倍も難しいと思います。

 

モノとお金を整えていく中で(すごいマイペースですが)

基準を決めて、守ることの大切さを感じています。

 

基準がないと、気分が変わってしまえば、

振り出しに戻ってしまいますから。

 

モノの整え方の基準はまだまだ勉強中ですが、

NISAの売却のついては、「〇〇円を超えたら売却!」と

手帳に書いて、実行できるようになりました。

知り合いのFPさんには、そこまでするかと笑われましたが(笑)

 

「買う前」に「買った後」のシミュレーションを!

私がモノを整えることに悪戦苦闘しているのも

買った後のことを考えてなかったことが大きな要因です。

 

実は、お金に関するご相談でも

「買う前に買った後のことを考えてなかった」ことが

原因となっているケースが多いです。

 

どうしても目の前のことに気を取られがちですが、

今だけでなく、20年後、…50年後は、どうか?

という視点は大切です。

 

時間が経つとかかる費用、家計の収支の流れを

キャッシュフロー表やライフプラン表で把握し

ムリがないプランを「買う前に」考えることが必要です。

 

あまりにもムリがある場合は、プランの見直し、

場合によってはあきらめる選択も必要かもしれません。

 

「買う前に」考えることで、

大抵のお金の悩みは減らせると思います。

 

0円住宅で感じた住まいの終活の大切さ

0円住宅のサイトは、ご存じでしょうか。

(0円で住宅を譲るものです)

 

海に近い0円物件を発見したことがありました。

 

別荘として持てたら素敵な物件でしたが、

解体費用1500万円、固定資産税年間60万円と記載があり

依頼者は、遠方に住むご家族の方でした。

固定資産税の維持費用だけでも大変そうです。

 

ちなみに、2023年4月27日からが始まっている

相続した土地を国に引き取ってもらう制度があります。

法務省ホームページ 相続土地国庫帰属制度について

 

要件などはありますが、選択肢の1つとして

確認しておくのも良いかと思います。

 

時間の経過と共に自分も家族も歳をとっていき、

色々なことが変わっていくから

特に、形として残るモノは後のことも

考えておいた方が良いと感じました。

 

私の今の住まいについては、

子どもの代に不要になるかもしれませんので、

解体費用は残しておこうと思っています。

 

始めるのは簡単でも、終わらせるのは難しいですね。

 

終活やお金に関するご相談をお受けしています。

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