熊本市北区・城北小校区のファイナンシャルプランナー の岩永苑子です。
先月、子どもの奨学金の返済が終わりほっとしているところです。
人生100年時代、50代はこれからの未来を築く大切な時期です。
「これからどう過ごそう?」
「老後のために何を準備すればいい?」
と、考えることも増えるかもしれません。
そこで、今後の夢や心のゆとりを育むために、5つの視点で考えてみましょう。
1.資金計画で 経済的な安心感を得る
お金がすべてではありませんが、
ゆとりある老後生活にはやはり経済的な安定は欠かせません。
安心して過ごすためには、収入や支出、将来の見通しを整理し、
無理のない資金計画を立てることが大切です。
「現状を見つめる」「将来の見通しを知る」「計画を立てる」
という3つのステップで進めると、少しずつ不安が軽減されます。
ただ、最初の一歩がなかなか難しいこともありますよね。
私自身も、40代から50代の10年間、トライ&エラーを重ね、
やっと経済的な安定を感じられるようになりました。
先延ばししがちな課題ですが、まずは状況を見える化し、
客観的な視点で向き合うことが大切です。
初めての方には、日本FP協会の便利ツールをおすすめしています。
家計のバランスシートや収支確認表、ライフイベント表、キャッシュフロー表を
活用し、少しずつ「老後にいくら必要か」を確認してみましょう。
積立NISAやiDeCoなども、将来への資金形成に有効です。
難しいと感じる方は、公的機関のサポートも活用してみてください。
2. 健康を守り育てる生活習慣
仕事や家事に追われ、健康が後回しになりがちな時期もありますが、
健康は「お金以上に大切な資産」です。
元気でいれば働いたり活動したりして、人生を楽しむことができます。
私も今では、健康への投資を優先し、運動や食事に気を配るようになりました。
例えば、道の駅で新鮮な野菜を買ったり、自宅で育てた野菜を食べたりしています。
簡単なストレッチや散歩、ヨガやピラティスに通うのもおすすめです。
体と心をリフレッシュする方法を取り入れると、
老後の医療費や介護費の心配も軽減され、人生の楽しみが広がります。
あなたにとって心地よいリフレッシュ法は何でしょうか?
時には自分を甘やかし、心と体を癒してみてください。
3. やりがいを感じるライフワークと生きがいの再発見
「何かのために頑張る」という気持ちは、心の張り合いを作ります。
子育てやキャリアがひと段落し、
ぽっかり空いた時間に寂しさを感じることもあるかもしれません。
私も同じ経験をしましたが、
そうしたときに新しい活動やライフワークを見つけると、
日々が充実してきます。
小さなことでも構いません。
ボランティアや地域活動などに参加して、
少しずつ新しいやりがいを見つけてみてください。
自分の経験やスキルを活かすことで、社会とのつながりを感じ、
孤独感が解消されるでしょう。
新しい生きがいが見つかると、老後の生活にさらに彩りが増します。
4. 心を豊かにする趣味と楽しみ
忙しさで後回しにしていた趣味に今こそ目を向け、
生活に潤いをもたらしてみましょう。
私の場合、旅行や料理、庭でのガーデニングが心の安らぎです。
野菜や花が育つ様子を眺めると、子どもが成長するような喜びを感じます。
自分だけでなく、友だちと一緒に趣味を楽しんだり、
新しい体験をシェアするのも良いかもしれません。
家の中でできる趣味や、手軽に始められる活動もたくさんあります。
好きなことに取り組む時間は、心を豊かにし、
生活に楽しみを広げてくれるでしょう。
5. 自己実現に向けた未来のビジョンづくり
老後は自分の時間を自由に使える貴重な時期です。
今までにやりたかったこと、新しく挑戦したいことを考え、
未来の目標を立ててみましょう。
どんな小さなことでも、
目標を持つことで日々の生活がワクワクするものになります。
例えば、
「旅行に行きたい」「新しい趣味を始めたい」「語学を学びたい」など、
どんなことでもOKです。
少しずつ時間や資金を準備していくことで、
自己実現に向けた一歩が踏み出せます。
老後も新しいことに挑戦する意欲を大切にし、
自分らしい人生のビジョンを描きましょう。
資産形成や家計の見直し、保険の適正化、NISAやiDeCoの活用方法など、
老後資金の計画についてサポートを行っています。
人生を楽しむためのお金との付き合い方を一緒に考えてみませんか?
お気軽にお問い合わせください。