「色々我慢しているのに、家計が苦しい。」
「共働きなのに、なぜ?」
というケースは、よくあります。
真っ先に削減しようとされるのは、
保険料や水道光熱費。
次に、携帯代、食費、被服費等の
削減を試みられます。
家計が苦しくなる原因は、
住宅購入費(賃貸の方は、賃貸費用)が
大き過ぎたことが多いです。
お子さんの小学校入学前に
住宅を購入される方が多いですが、
「その時に払える金額」を基準にして、
購入価格を決められた方が多いようです。
お子さんの成長と共に教育費は、
上昇します。
10年後位に、
お子さんの教育費の上昇に収入が追いつかず
家計のピンチが始まります。
住宅の購入前に、
「ライフプラン表」を作成して、
お金の流れを把握していたら、
購入価格について
もう少し慎重になれたのではないかと
思います。
今後、住宅を購入予定の方は、
「住宅購入前に、ライフプラン表」の作成を
中立の立場の専門家に依頼されることを
お勧めします。
既に購入済の方の対策としては、
各項目ごとの支出の見直しが
必要になります。
「自分の家庭にとっての優先順位づけ」と、
「各項目ごとのプライスダウン」をすると
お子さんの教育費が落ち着き始めたら、
貯蓄できる金額を増やすことができると
思います。
私の個人的な印象ですが、
家計が苦しいと言う方は、
全体的なバランスから見て、
住宅と自動車にお金をかけすぎている
傾向があります。
住宅は、購入したら簡単に手放せないし、
ローンも長く続きますが、
自動車は、住宅よりは短期的な所持なので、
次に買い替えをする前に、
長期的なお金の流れを考慮した上で、
価格を落とすことも考えた方が良いと思います。
又は、カーシェアリング、公共交通機関、
タクシー利用で試算してみて、
費用がかからない方を選択する方法もあります。
収入に対しての、車両費の割合が大きすぎて、
家計を圧迫するのを避けるために、
一度振り返ってみてください。
因みに私は、予算を立てて、
その範囲で新古車を買うようにしています。
車が大好きで我慢できないという方は、
他の項目を削減し、
全体でバランスをとれたら良いと思います。
若い時から、
支出のバランスを注意するように心がけないと
歳をとってから
急に始めることは難しいので、
今から始めることをお勧めします。
早めの取り組みが、
将来の生活の変化に伸縮自在に対応できる、
変化に強い家計への第一歩になります。
個別相談をお受けしています。
お気軽にどうぞ (^^♪
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