熊本市北区のファイナンシャルプランナーの岩永その子です。
NISAの非課税期間が終わる前に売却をしていますが、
このところの日経平均の値動き、上下に乱降下していて
平常心を保つのに苦労しています。
資産運用について学んでいる私もこんな調子ですから、
みなさんも苦労されているのではないかと思って記事にします。
合わせて『投資に充てる』お金の作り方もシェアしていきます。
ご参考になる点があれば幸いです。
今年で非課税が終わる一般NISAを売却
今年で5年目を迎える一般NISAの投資信託を保有していますが、
相場が良い時に手堅く利益確定したいと思っていますので
相場の様子を見ながら数回に分けて売ることにしました。
その日分の売却の締め切りは15時ですので
『今日は○○円分売るのか?』と、15時前の10分間は
色々な角度から計算、検討、売却手続きと忙しかったです。
意向を確認しながら夫の分も、自分の分と合わせて売却するので
パソコンをもう1台買うべきか検討しているところです。
2025年から特定口座へ移ってしまう分は、1/25で売却し終わりました。
結果的に投資した金額の1.45倍の価格での売却となりました。
4年間の積立投資で1.45倍はまずまずかなと自己満足しています。
投資するのは簡単
投資する商品を決めたら、毎月同額を粛々と投資するだけで
日頃はあまり細かい値動きは気にしないようにしているので
投資する時はそんなに難しいとは感じませんが
売却時は利益が確定してしまうので、
『もう少し上がるのではないか?』
『急に下がっちゃうかも?』
と、頭の中でグルグル・・・しがちです。
そんな時は、以前から作っていたメモを見ます。
『日経平均が〇〇円超え、NISAが〇〇円超えそうなら売り!!』
と、書いています。
日経平均の株価=NISAの株価ではないのですが、
私は日本株式のアクティブファンドの投資信託を売却中なので
日経平均の値動きを1つの目安にしています。
多少の誤差はありますが、
こちらのサイトは、個別に売却予想額が見られるので、参考にしています。
1月から大荒れの今年の投資
中国株式の低迷から日本へ大口投資家マネーが流れている
新NISA制度が使いやすくなって投資初参戦の方の増加など
いくつもの要素が絡み合って株価の動きが激しくなっていますね。
もし、私が今年投資ビギナーだったら、
性格的にプレッシャーを感じて離脱しているかもしれません。
だからこそ、投資を始めて間もない方に
できるだけ安定した気持ちで長く投資をして、
将来良かったと思えるような情報をお伝えしていきたいと思います。
慌てた時は投資の三原則を思い出す
投資の三原則、覚えていますか?
当たり前のことですが、再確認しますね。
投資の三原則は、
1.分散投資
2.積立投資
3.長期投資
です。
1.分散投資
株式と債券、国内と海外など性質の違う種類の投資先へ投資すること
2.積立投資
毎月一定金額をコツコツと投資する
もし、予定外の出来事があり、金銭的に余裕がない場合でも
金額を減らしてもいいので続けることが大切です。
3.長期投資
過去のデータによると5年~10年位のスパンで暴落が起きているので
10年以上、できれば20年、30年と投資できる余裕資金で
投資を長く続けることをおすすめします。
私の場合は、一般NISA(税制優遇期間が5年)のため
約4年の保有で手放すことになりましたが、
新NISAは非課税でずーっと持って入られるので
できるだけ長く保有し、
保険や貯金などの他の金融商品の価値の変動を見ながら
必要な時に少しづつ取崩ししていく予定です。
お金は貯めるよりも
取り崩し方の方が難しいので
不安があったら専門家へご相談ください。
NISA、iDeCoにまわすお金はどこにある?
1.支出の見直し
・何となく使っているお金はないのか?
コンビニにいつもの流れで寄って、なんとなく買っているものはないか?
→1か月分のレシートを集めて、なんとなくの支出に×を付けて
合計してみてください。いくらになりますか?
・使途不明金(しとふめいきん)を探す
お給料でもらった金額と
レシートやカード明細と残りのお金の合計額は一致していますか?
差額は、何に使ったか?振り返りをしましょう。
・定価でモノを買っていないか?
→安く売っている店を探す、メルカリを使う、人にもらうなど
『買う』しか方法がないのか、立ち止まって考えるクセをつけましょう。
2.収入を増やす
副業がOKの会社であれば、自分の得意をお金に換えるのもアリです。
すぐにモノを捨てずに、メルカリで販売するのもアリです。
私はメルカリの販売利益で、メルカリで欲しいものを買ってます。
(販売利益相当額は元々無かったお金と考えて、
少し冒険して個別株を買っています。これもまた楽しいです。)
家は片付くし、エコに貢献もできるし、満足感があります。
今回は主にNISAについて書いていますが、
NISA以外にもiDeCoが向いている方もいらっしゃいます。
資産形成として取り組みやすいNISA、iDeCoについて
『資金面で両方は難しい場合は、どちらを優先したらいいの?』
『自分の場合は、いくらをいつまで投資したらいいの?』
と迷って一歩が踏み出せない方は、ご相談お待ちしております。
あなたにとってのベストを一緒に探しましょう^^