「老後資金2,000万円問題」
胸の奥にざわつきが残ったままの方も多いかと
思います。
「私の場合どうなの?」と思っているけれど、
よく分からないという方も多いかと思います。
今回は、アラ50世代向けのざっくりとした
現状把握方法について書いていきます。
50代は、お子さんが独立したか、
独立が見えてきた時期かと思います。
老後の生活のイメージもできるし、
もし、明らかに不足していると感じたら、
軌道修正ができる世代でもあります。
私が以前バランスシートを作ってから
3年位経ちました。
子供も就職したので、
家計の状況も大きく変わり、
改めて現実を確認してみました。
手順①
「ねんきん定期便」で老後の年金額を把握する
手順②
バランスシートで現在の純資産を把握する
※ 純資産・・資産から負債を引いたもので、
実質的な資産額
(退職金の見込み額が分かっていれば加算する)
手順③
1年間の生活費を計算する
毎月の生活費×12+年間特別費=1年間の生活費
※ 年間特別費・・車検代、自動車税、固定資産税、
帰省費、旅行費、冠婚葬祭費など
手順①と手順②で資産を把握して、
手順③で出た数字で割ると、
ざっくりとした老後生活の寿命?がわかるかと
思います。
手順②のバランスシートは、
「日本FP協会」作成のバランスシートを
使って、一覧にしてみました。
※ バランスシートは、どなたでも無料で
日本FP協会のHPからダウンロード
できます。
♦ まずは、「資産」から書きます
私は、こんな感じで書いていきました ↓
現金・・財布やへそくりを探して合計
預金・・通帳を引っ張り出し、記入
定期・・夫が記帳していなく不明
保険・・解約返戻金を調べるか、
面倒な時は払込満了時の金額を書く
株式、債券、投資信託などは、
ネットで時価を調べるか、
面倒な時は、投資額を記入
住宅・・近隣の売買価格を目安にするが、
面倒だったので、建築費の半分位を記載
土地・・近隣の取引価格を書く
♦ 次に「負債」を書きます
住宅ローン、自動車ローン・・0円
カードローン・・10万円
奨学金・・ひみつ
その他・・0円
☆ 「資産」-「負債」=正味の資産
感想は、
まあ、想定内の感じです。
前回は、ライフプラン表で詳細な金額を出し、
把握していましたが、
今回はFP以外の方が取り組みやすい方法で
トライしてみました。
詳細な金額が知りたいとか、
解決方法を見つけたいという方は、
ライフプラン表の作成をした方が
良いと思います。
バランスシートを書き出してみて、
安心された方、
まずいと感じた方、
色々感想は分かれるかと思います。
しかし、今ならリタイアまで
10年~20年あります。
修正が効く年代だと思います。
ただし、修正は
正しい方法で、最短のルートで、
最小の労力でされるようにお勧め致します。
不安な方は、専門家へご相談ください。
個別相談をお受けしています。
お気軽にどうぞ (^^♪
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