消費税アップの前に

 

 

 

2019年10月から消費税が8%から10%へ

引き上げになります。

(税率8%維持のものもあります)

 

1989年から始まった消費税導入を

思い出してみると、

買える分は買っておくという駆け込み需要で、

お店の商品は品薄状態になって、

自宅の倉庫はパンパン状態でした。

 

消費税導入の流れ ↓

1989年 3%

1997年 5%

2014年 8%

2015年 延期

2017年 延期

2019年 10%

 

♦ 税率8%(軽減税率)のもの

 

① 酒類・外食等を除く飲食料品

② 週2回以上発行される新聞

 

 

 

 

♦ 酒類・外食等を除く飲食料品

 

・ 10%のもの(役務の提供)

酒類・外食・ケータリング

 

・ 8%のもの(単なる譲渡)

テイクアウト・宅配・出前

 

☆ ケータリングと宅配や出前は似ていますが、

ケータリングは、顧客の指定した場所で

サービスを行うという点で区分されて、

10%と判断されています。

 

☆ ファーストフード店での

8%か10%かの区分は、

「外食」か「テイクアウト」かを

顧客に意思確認した取引時点での判断になります。

 

♦ 例外として8%のもの

 

・ 有料老人ホームで提供される食事

1食につき640円以下、

一日の合計1,920円以下

 

・ 小中学校の給食

学校教育法で定められた児童・生徒に

対するもの

 

♦ 区別が難しいもの

 

みりん→10%

みりん風調味料→8%

 

ノンアルコービール→8%

ビール→10%

 

トクホのお茶→8%

医薬品と書いてある飲み物→10%

 

セルフサービスの立ち食いそば→10%

コンビニのイートンコーナー→10%

大学の学生食堂→10%

新幹線のワゴン販売のお弁当→8%

屋台の焼きそば→8%

 

♦ レシートの表示

 

「区分記載請求書方式」により、

8%対象と10%対象の小計が印字されます。

 

高齢化社会になり、

社会保障費が支出拡大している現状を考えると、

仕方ないとは思いますが、

10%に慣れて、心が受け入れられるまでは、

10月から、外食は極力見送ることに

なりそうです。

 

ヨーロッパ諸国では、

消費税20%前後の国も多く

日本だけが例外という訳ではないのですが。

 

 

 

 

♦ 駆け込み需要について

 

住宅や自動車等の高額な商品の購入を

急いでいる方もいらっしゃるかと思いますが、

注意点があります。

 

住宅については、

「すまい給付金」の引き上げもあり、

無理や急ぎ方の程度によりますが、

無理して滑り込んで、

納得いかないものを購入するより、

税制の優遇措置も加味して判断されるのも

よろしいかと思います。

 

自動車については、

自動車取得税が廃止される代わりに、

「環境性能割」(燃費課税)が導入され、

車種・グレード別に税率が異なります。

 

消費税が10%になると、

購入を控える方が増えると思いますので、

経済は冷え込み、

それを見た政府が対策を打つことが予想され、

どれが得策か判断が難しいですね。

結果が出てからしか正解が分からない、

結婚・子育て・人生のようですね。

 

 

 

 

私の家での対策・行動は、

(私の家はボーナス無しの寂しい6月ですが)

とりあえず、ブランドのバッグ買いました。

アウトレットもなく、

値引きを一切しないブランドなので、

10%のあおりをもろに受けるのと、

前々から買うと決めていたのと、

直前になると入荷待ちになると考え、

勇気を出して買ってしまいました。

 

他に10年~20年使っている

さすがに買い替えた方がよいと思う家電、

(冷蔵庫と洗濯機)

小洒落たPCを探してみようと思っています。

こちらは、気に入った商品があれば位で、

「安物買いの銭失い」ならぬ、

「焦って購入の銭失い」にならないように

気をつけます。

 

後は、発泡酒とビール、

日頃ストックしている日用品は、

年内消費予定分位買うかもしれません。

 

消費税アップは堪えますが、

固定費の削減や外食の回数を見直すこと、

マイブームの家庭菜園などで、

支出管理をゆるりとしていこうと

思っています。

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