金融庁報告書→金融担当相受取拒否
→金融庁局長謝罪とバタバタしています。
ママ友との会話の主力になる日も多い今日。
私なりにもう一度
2,000万円の根拠と
どうやって貯めるか?考えてみました。
♦ 金融庁報告書は間違いなのか?
(出所)2017年の総務省「家計調査」
前提条件は、
元会社員65歳夫、専業主婦60歳妻が、
夫95歳まで(30年間)生存した場合。
公的年金等収入 209,198円/月
実支出 263,718円/月
赤字 54,520円/月
54,520円×12か月×30年=19,627,200円
2,000万円の赤字分は、
貯蓄や退職金で準備しましょうとのこと。
実支出の内訳
食料 64,444円
住居 13,656円
水道光熱費 19,267円
家具・家事用品 9,405円
被服・履物 6,497円
保健・医療 15,512円
交通・通信 27,576円
教育 15円
教養娯楽 25,077円
その他 54,028円
非消費支出(税金・社会保険料) 28,240円
合計 263,717円(1円計算が合わない)
これ見て、何か思いませんか?
① 老後にしては、食費高すぎない?
② 持ち家でローン払い終り前提。
(マンションは、管理費・積立金・駐車料金必要)
③ 教養娯楽費やその他の支出は個人差が大きい。
あくまでも、
標準的な世帯のモデルプラン=理想形
のようです。
☆ 各自、自分の家庭に当てはめてみると、
必要額は変わってくる
☆ ライフプラン作成しないと、
具体的な数字は分からない
♦ 他に気になった点
・ 95歳まで生きるのは、
全人口の約4分の1なので、
長めにみて準備するに越したことはないが、
必須ではない場合もあることです。
・ 自営業者の場合は、
更なる上乗せが必須なことは
注目されていないことです。
・ 賃貸にお住まいの方は、
更に上乗せが必須と思います。
・ 単身世帯の場合は、
必要額は少し減ることです。
♦ 2014年「全国消費実態調査」より
(回答数は、「家計調査」より多い)
毎月の赤字額予想は、約3.4万円です。
3.4万円×12か月×30年=1,224万円
準備が必要となります。
☆ 統計によっても必要額が変わっている
♦ どうやって貯めるか?
貯め方は、年代毎に違うと思います。
子供が、高校・大学・住宅ローン返済中
等の条件の場合、その真っ最中に
ガッツリ老後の備えという訳にはいきません。
(数千円からでも投資はした方が良い)
そういう時期の方は、
子供の卒業・住宅ローンの返済が終わる
時期からが貯め時になります。
(出産時期が遅かった方は、別途努力が必要)
(老後破産しないように
専門家に相談された方が良いです)
☆ ライフプランを作成して、
明らかに赤字が予想される場合は、
パート勤務やぷち起業など
収入アップを計る
☆ 貯め時を知り、逃さない
♦ 簡単シュミレーションができます!
金融庁HP/投資の基礎知識
「ライフプランシュミレーション」
「資産運用シュミレーション」
♦ 資産運用シュミレーション
試してみました。
【運用期間30年間で2,000万円貯める場合】
運用利率 2% 40,591円/月 運用に必要
運用利率 3% 34,321円/月 運用に必要
【運用期間20年間で2,000万円貯める場合】
運用利率 2% 67,843円/月 運用に必要
運用利率 3% 60,920円/月 運用に必要
大きな金額のように感じますが、
教育費と住宅ローンが終わっていれば、
その分をそのまま回せば、
何とかなりそうな気もします。
♦ ピンチはチャンス
今回の報告書は、
知りたくない現実だったかもしれませんが、
目を背けていても
いずれその時はやってきます。
「今、分かって良かった。
資産運用も始めてみよう。
家計の無駄も点検しよう。
やれることを一つずつやっていけば、
何とかなるのではないか。」
と思えたら、
第1歩を踏み出したようなものです。
慌て過ぎず、できる事から
取り組んでいきましょう。
今回の報告書で
国民の危機感に目を付けた投資詐欺が
起こらないように願います。
☆ 運用詐欺に注意!
(上手い話には裏がある事が多い)
私も微力ながら、
お手伝いさせて頂きます。
(追伸)
今回の記事を書いて欲しいと
リクエスト頂いたママ友様、
ご相談に対応しますので、
連絡くださいね。
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