長崎市私道通行問題は他人事ではない

長崎市青山町私道通行問題

私道を所有する不動産管理業者から、

令和1年10月から

一般車両の通行を禁止するとの通告があり、

生活道路が現在進入禁止になっている問題。

近隣100世帯の住民の生活に支障がでています。

生活道路・・・生活をするために利用する道

私道問題は誰にでもありえる

私道の管理について普段の生活の中で

気にしている人は少ないでしょう。

 

今回の長崎市のように所有者からの

申し出があった時に発覚する例もあります。

所有者・・・所有している人のこと(法務局での登記が必要)

 

 

問題は、私道の持ち分を持たなかったこと

私道の持ち分の所有権登記をしていないと

長年使用していたり、整備や管理をしていても

所有権を持っている人から権利を主張されたら、

法的には対抗できないので、

裁判で争うことになりそうです。

 

今回の例を考えると、

50年以上に亘って利用していることや、

住民がお金を出し合って道路を舗装したことが

加味された場合、住民の方に寄り添った判決が

出る可能性はありそうですが、

裁判となると費用がかかる上に

精神的な負担が大きいので、

住民の方は本当に大変だと思います。

所有権を持っていない場合

直接公道と接していなくて、

私道を通らないと家に行けない場合には、

私道の所有権を持っているかは重要です。

 

・住宅を建て替える時

・住宅ローンを組む時

・住宅を売却する時

 

所有権を持っていないと、

建築許可がおりない、

銀行がお金を貸してくれない、

道路に面していないので評価額が下がる

このような不利益があります。

 

私道の所有権を持っていない人は多い

私の家も私道を通らないと家に行けないのですが、

3年前に登記簿を調べたら、

私道の所有権を持っていないことが判明しました。

大変焦りました。

 

60年以上前に分譲された宅地に建て替えをした

昔からよくある公道から入った私道の両側に家がある

T字型に開発された分譲地に私は住んでいます。

 

持ち主が代わり新しく建った2軒以外、

私道の持ち分が登記してありませんでした。

私の家も持ち分無しです。

 

宅建協会に相談に行きましたら、

「空を飛べるわけではないから、

あなたの家には行けませんよね。

今のままでは土地の価値が低く査定されて、

大変ですよ。」

 

「最悪、悪徳業者が私道の所有権を持ったら

あなたの土地の価格はほぼなくなりますよ。」

と教えて頂きました。

 

 

幸い大手の開発業者が所有者だったので、

無事所有権を分割していただき、登記できました。

持ち分は、10分の1でも100分の1でも数の大きさは関係なく

少しでも持っていることの方が重要とのことです。

 

近隣の方にことのいきさつを話ましたが、

登記はされていないようです。

 

みんなで舗装代を負担しているし、

長年使っているし、

近所の人は善意の方ばかりだし、

登記費用もかかるのでという理由です。

普通そう思いますよね。分かります。

仕事柄不動産トラブルの話を聞くことが多く、

今後おなじような問題が起きないか心配しております。

不動産は所有者登記が大切

所有者が変わった場合は、

今までこうだったが通用しない場合が

出てきます。

 

もし、自分の家は大丈夫か不安になられたら、

宅建協会の無料相談などで相談されてみては

いかがでしょうか。

善意の方が損をしないでほしいと思っています。

 

 

 

 

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