「現金での貯蓄を増やすためには、どうしたらいいのか?」
ご質問をいただきました。
貯蓄を増やす黄金ルール
入ってくるお金(収入)、出ていくお金(支出)、増やすお金(運用)
の3つをコントロールすることにつきます。
収入>支出
になっていますか?
毎月できていることが理想ではありますが、
イベントなどで支出が多い月もあるかもしれませんね。
その場合は、1年間を通してどうだったのか?
収入>支出
になっているのか、確かめてみましょう。
家計管理ができていない場合
収入を増やすことは、すぐにはできないかもしれません。
まずは、
支出はいくらか、知ることから始めましょう。
(意外と知らない人が多いです。)
通帳の記帳、カード払いの明細、レシートを一覧に書き出し、
1か月分の支出を書いていくと、自分の支出の傾向が見えてくるのでは
ないでしょうか?
必要なものや満足度が高い買い物のレシートには、○
役に立っていない、何となく買った物のレシートには、✖
を書き込んでおきましょう。
後から、何を節約したらいいのかの判断がしやすくなります。
そもそもレシートがないという場合は、
まずは1か月分レシートを取っておきましょう。
レシートをもらえない場合は、日付、店名、金額を
メモに書いておきましょう。
次に、
1枚もののカレンダー(ない場合は紙に手書きでもOKです)に、
イベント名と金額を書いていきましょう。
○月 ○○ちゃんお誕生日 ○○円
○月 車検 ○○円
○月 塾の特別講習 ○○円
など
もし、貯蓄や資産運用をしているものがあったら、
○月 定期預金 ○○円
〇月 投資信託購入 ○○円
なども書いていきましょう。
記帳した金額は、1年間で増えていますか?減っていますか?
それは、いくらですか?
そのようなことをクリアにしていきます。
赤字が続いている場合は?
ローンが残っている場合は、
いつまでに、いくら払うのか?
メモしておきましょう。
ローンが複数ある場合には、
金利が高いものから返していくようにしましょう。
ローンを返したら、✖で消していくのもいいですよ。
目に見えることでモチベーションが保ちやすくなるでしょう。
そして、新たな借り入れはしないことを
肝に銘じておきましょう。
ローンを返し終わった後からが
貯蓄生活の始まりです。
黒字家計の第一歩
前の章まで、支出を知ることから始めましたが、
○✖を書き出していて、それぞれどのくらいありましたか?
✖ 役に立っていない、何となく買った物は、
次から買わないようにしましょう。
一見、ぜいたくに感じるものでも、
自分で納得しているものは、OKです。
その他、こんな項目はどうですか?
・サブスクで借りているビデオ
・あまり行かないスポーツジム
・入れたままのスマホの有料アプリ
・時間外のATMでの引き出し手数料
・携帯電話のプラン
・必要な保険であるか
生きたお金の使い方できていますか?
年払いの割引を活用しよう
保険料などは、年払いにするとお得になるものがあります。
医療保険、がん保険、個人年金など、支払い方法は、年払いになっていますか?
※変額保険とドル建て保険は月払いをおすすめします。
日本円で払うものと株価の動きに連動しないものは、
年払いがおすすめです。
『ちりも積もれば山となる』ですよ。
先取り貯蓄できていますか?
毎月のお給料から1番先に貯蓄用にお金を取っておきます。
その残りのお金でやりくりできるようになると、
お金は貯まっていきます。
1年間を通してかかるお金や一定期間にかかるお金
イベントや家電の買い替えなどの大きな支出(特別費)に備えて、
毎月一定金額を先取りしておくことも忘れずにしましょう。
なお、貯蓄や特別費は、日常生活費の引き落とし口座と別にして、
できるだけ手をつけにくい状況を自分で作ることも大切です。
資産運用のスタート
収入>支出
↓
先取り貯蓄
↓
お給料の手取り6か月分くらいが貯まってきたら、
無理のない範囲でNISAやiDeCoなどをネット系の証券会社で
始めてみてはいかがでしょうか?
資産運用を始める前に、投資について学んでおくことも大切です。
日本証券業協会ホームページ 投資の時間
※投資に絶対はありませんので、しっかり学びましょう!
家計の見直し、
投資の始め方について知りたい方、個別相談をお受けしています。
お気軽にどうぞ (^^♪
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