56歳を目前に保険の見直し
終身保険の払込みが55歳で終わることをきっかけに、
保険の見直しをして、がん保険を1本解約しました。
医療保険は、10年ごとに保険料が上がるのですが、
終身保障と比べてみて総支払額が安いので
10年更新のままを選びました。
お客様の保険の見直しのご相談を受けている時は、
お客様の状況に合っているのかを客観的に見ているのですが、
自分のこととなると現状維持のバイヤスがかかりそうになり、
ちょっとした決意が必要でした。
子どもに対する責任が重かったひとり親の時期(40歳~50歳)は、
保障を厚くしていましたが、
子どもも大きくなりましたので手厚い保障は不要になりました。
子供の進学状況をみながら(大学院まで行くか?行かないか?)
私が万が一の時に教育費を残せるのかについて考え、
親としての責任が軽くなるに連れて保障を減らしました。
保険料の負担も減ってずいぶんと楽になりました。
保険の見直しの時期ときっかけ
子供20歳・私50歳
教育費、住宅ローンの払い終わり、老後資金にメドがついた
↓
子供21歳・私51歳
子供が会社になじんだのを見届けた
定期保険1,000万円を解約
↓
子供25歳・私55歳
子供が独立して今春より社会人4年目に。責任が減った
終身保険の払込完了。がん保険を1本解約
今後の予定
医療保険は、自動更新で保険料が10年毎に高くなりますが、
予定利率が良い時の保険のため保険料は割安なので、
できるだけ続けるつもりです。
高額療養費制度もありますし、
後期高齢者医療保険に該当する75歳位に解約するかもしれません。
私は、わりと入院や手術の経験が多く、
医療保険の見直しをしようかと思っている頃に、
入院・手術するというパターンが続いてしまって、
保険の見直しができませんでした(泣)
私の手術・入院歴は、普通の方より多めです。
中1 蓄膿症の手術と入院(1カ月)
高1 アデノイド切除手術と入院(2週間)
22歳 交通事故で入院(2週間)
30歳 つわりで入院(2ヶ月)
40歳 卵巣嚢腫で卵巣の片方切除手術と入院(2週間)
54歳 術後性上顎洞切除手術と入院(3日間)
本当に入院が多いですね。家族の中でナンバー1 (;^_^A
54歳の時は、中1の時の蓄膿症の手術の後遺症でした。
先進医療になぜこだわるのか?
高額療養費制度(健康保険適用の場合の支払い上限がある)を
利用できる治療であれば、医療保険の必要性は低くなりますが、
先進医療を受ける場合には、全額自己負担となり、
家計を圧迫します。
がんの先進医療を受ける場合は、300万円かかります。
私の住む九州には、がんの先進医療が受けられる環境があり、
身近な方々が治療されたことがあります。
先進医療は約100種類あり、
最近まで、白内障も先進医療の対象になっていました。
少し割高ですが、先進医療単体の保険もあります。
がん保険の一時金にもこだわっています
がんの種類、ステージ、年齢、体力などによって
治療方法と医療費は変わってきます。
例えば胃がんであれば、標準的な治療方法であれば、
1年間で50万円位の自己負担が目安になります。
昔は、がんは手術と長期入院という治療が多かったのですが、
今は、通院治療、自由診療も多くなり、
治療形態の変化、治療方法の選択肢が増えてきました。
お財布の事情でどこまで治療するのか?
治療をしたくてもあきらめる方もいらっしゃいます。
経済的な理由で治療の選択肢が狭くなることをさけるため、
がん保険は必要だと思います。
がんの診断給付金は、使い道が自由な保険もあります。
旅行に行く、民間療法やサプリに使うなど、
本人とご家族で納得される方法をとることができます。
がんは、若くて体力がある人ほど治療方法の選択肢が多く
お金がかかる病気ですが、
高齢の方は、健康保険適応の治療が適するケースが多く、
自己負担はそう多くはなかった話を時々耳にしました。
そのため、
70代位になった時のがんの治療方法を加味して
がん保険を続けるか解約するか私は決めるつもりです。
保険も奥が深いので、まだまだ書き足りないこともあります。
「自分の保険の内容が分からない。」
「自分の保険の内容が大丈夫か?心配。」という方は、
個別相談をお受けしています。