わが子が将来お金に困らない人になる方法

お小遣いのルール

小学生までのお子遣いのルール教育は一生の財産

 

「わが子が将来お金に困らない人になる『お小遣い』のルール」の

著者の村田幸紀先生のセミナーに参加しました。

そこで印象に残ったことを書いていきたいと思います。

 

お金に関する価値観は誰かのコピーである

 

わが子のお金の使い方を見ていて、

誰かに似ていると感じたことありませんか?

 

お金に関する価値観について、

「父と母の考え方を足して2で割っている」と

私は、自覚しています。

 

自分のお金に関する考え方の起源は感じていたので、

村田幸紀先生の本やセミナーでの発言は

「ある!ある!」と、頭を振ってうなずいていました。

(ZOOMセミナーなのですが(笑)

 

小学生時代にお金に対してどう向き合うか、

親、先生、メディアなど子供を取り囲む環境からの

影響は絶大です。

自分では気がつかないうちに、

誰かのコピーで思考・行動しています。

 

特に、考え方が柔軟な年ごろに、

一生のお金の価値観の基礎が出来上がりつつある点に

注意が必要だと感じました。

 

お子さんのお金の使い方は、どうですか?

 

ポジティブなら、OKとは言えない

 

「お小遣いのルール」の面白かった点は、

お金に対してポジティブならOKではなく、

ネガティブならNOと単純ではないことです。

 

私が若かったバブル時代は、

「24時間戦えますか」の言葉に何の違和感もなく、

働いて稼ぐことの尊さだけが表面化して、

ポジティブ最高の風潮でしたが、

 

今は、少し自然体になって来て、

「ポジティブの方がネガティブより良さげだけど、

いつもポジティブじゃないとだめなの?」

という考え方もアリかもと

感じる人が増えてきている印象を受けます。

 

多様性を認め合う世界に

なりつつあるのかもしれません。

 

では、お金についてはどうなのか?

 

「フラットな状態がベスト」が答えです。

 

お金に対してフラットな状態でいることが、

お小遣いのルールの成功になります。

 

詳しい内容は、村田幸紀氏の著書でご確認ください。

(回し者ではございません。素直に良いと思います。)

 

子供を持つ母として、

ファイナンシャルプランナーとして、

読んでおいた方が良い本だと思いました。

 

私自身、こだわりはある方かと思いますが、

良い方に働けば、ものすごく良いのですが、

悪い方に働いて、散々な経験をしたこともあります。

 

良いにつけ、悪いにつけこだわりが強いのは、

生き辛く柔軟性を損ないます。

 

その点からも、フラットな状態・中庸であることは、

重要だと思います。

 

フラットな状態を保つには、トレーニングが必要ですが、

難しくもあります。

 

お小遣いのルールのトレーニングは、

主に親など近くにいる大人の役割かと思いました。

 

お金の使い方は、小学校時代にほぼ完成?

 

教育

 

ネタバレするといけないので全部は書きませんが、

セミナー後半のディスカッションで分かったことは、

お金の使い方の考え方のベースは

小学校時代から大人になるまで変わらない人が多いです。

 

 筆者の村田先生の多数のアンケートから得たデータ、

ご自身のお子様お二人に対して試行錯誤のアプローチで、

お子さんが将来お金に困らない人になるお小遣いのルールを

身につけていく一連の流れからも分かります。

 

ここまでの話の中で

自分のお子さんが小学生ではない場合、

悲観して終わりとしますか。

 

終わってはいません。

方法は、あります。

あきらめないでください。

 

実は私のお小遣いのルール、外れてました

 

 

失敗

 

自分のことを振り返って考えてみると、

子供時代と今では

お金に関する考え方や行動に大きな変化がありました。

 

その変化のきっかけは、大きなショックを受けた経験です。

 

講師の先生の話や著書のデータもそれを裏付けていました。

 

詳しくは、こちらに↓ 書いてあります。

私のお金ストーリー

気になる方は、ご参照ください。

 

親元にいる間は、裕福な生活を過ごし、

プライスレスな価値観だった私が、

子供が生まれて、自分の思うようには働けなくなり、

すったもんだがあり、

価値観と行動が変化していった様子が書かれています。

 

私のお金に関する価値観と行動は、

40歳過ぎても生まれ変われました。

自分の経験から、

遅いスタートでもあきらめなくていいと思います。

 

詳しくは、こちらに↓ 書いてあります。 

私のお金ストーリー

 

私の子供の場合はどうか

 

私の子供は現在24歳になりますが、

お小遣いのルールを読んだ、正直な気持ちとしては、

「もう少し早く本を出して欲しかった!」と、

後悔と悲しみも少し感じました。

 

小学生時代、特に低学年の頭の柔らかい

お金に関するお小遣いのルールの大切さについて

スポンジのように吸収できる時期に

教育する余力が、当時の私にはありませんでした。

 

お金の教育を考える余裕が私にできた頃には、

子供は慣れない理系の授業や課題に追われる日々が、

就職が決まった後の卒業直前まで続きました。

 

家を出る直前まで

子供の好きなドライブとランチをだしにして、

色々な話をしました。

お金を仕分けするお手製ファイルも渡しました。

(書いていて、自分の過保護ぶりに驚いています。)

 

子供に対するお金の教育の最適な時期は外しましたが、

私は最後まであがきました。

 

子供が就職を機に飛行機移動の距離に住むようになり、

子供は独立したので、自分で判断しています。

 

紆余曲折はあったようですが、

社会人3年生の私の子供は、

今はまだ毎月の貯金は、できてはいない、

ボーナスだけは、手を付けない状態です。

 

それでも、

親のお金との付き合い方と失敗を見ながら

子供は子供なりに心に刻んでいることがあるようで、

お給料の範囲内で生活するということだけは

守っていてくれています。

 

OKではないが、NOでもないですね(笑)

まさに、ニュートラルな状態とも言えそうです。

 

まずは、その点に感謝しています。

 

ないものに集中するより、

あるものを探した方が気持ちが楽だし、

良いと思っています。

 

私自身が大きな変化を乗り越えて、

お金に関する問題を解決して、今がある。

 

ということは、

子供も将来そうできるかもしれない

という可能性を信じていきたいと思います。

 

お小遣いのルールの習得の

黄金期を逃してはしまいましたが、

最近、貯金や運用に関するワードや話題が

子供から出てくることが増えて来てますし、

 

今からでも遅くはないと思っています。

 

お子さんのお金の教育について、

大人になって今さら聞けないお金の基本について、

一緒に考え、確認し合える人がいたら、

ずいぶんと楽になりますよ。

 

今年の私は、金銭教育について担当する機会が増え、

新たな学びも加わって、バージョンアップ中です。

 

お金に関する振れ幅の大きさに同業者も笑う、

しくじりから学んだ知恵を盛り込んだ

アドバイスをするようにしています。

 

相談後はあなたが笑顔になるアドバイスをしています (^^♪

お困りごとがありましたら、こちらへどうぞ。

 

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