子供が生まれた時の夫婦は
自分たちが別れることなんて
微塵も考えていないと思います。
私もそうでした。
贅沢はできなさそうだけど、(前)夫の稼ぎで
親子3人で楽しく生きていけると思っていました。
貯蓄性のある保険や預金の名義は、
基本的に(前)夫にしていました。
それって、私個人の財産ほぼゼロって事ですよね。
色々あり、離婚となりましたが、
そうなると、第三者から見たら、
財産は、財産の名義人のものと判断されます。
(前)夫は理解がある人で、
便宜的に(前)夫の名義にしていると
認めてくれたので、
私の分は分けてもらえましたが、
「俺のものだ!」と言い張られたら、
闘争になっていたと思います。
~生命保険のご相談でよくある場面~
学資保険のご相談にご夫婦で来られて、
幸せを絵に描いたようなご様子です。
奥様は、
「私は働いてないし、
大黒柱の夫を契約者にしたい」と言われます。
確かに、
お金を稼ぐ人に万が一があった時の方が
家計に関するダメージは大きいので、
備えは必要です。
でも、100%ご主人名義でいいのでしょうか?
予算の中から少しは(私の気持ちとしては半分)
奥様名義の貯蓄があっても
いいのではないでしょうか?
談話などで聞かれたことありませんか?
人生には、
「上り坂」「下り坂」「まさか」があると。
離婚されるご夫婦の場合、
「子供は妻の私が引き取るから、
学資保険は私名義に代えてください」と
奥様が言われるケースがありますが、
契約者であるご主人の同意がないと
変更ができない決まりになっています。
(終身保険は、離婚した夫婦間の変更は原則不可)
離婚原因がご主人の浪費の場合、
「金になるものは渡さない」
なんて言われてしまうケースもあります。
離婚する時は、
「自分ファースト」に変わります。
幸せな時は、不幸について考えません。
私は念のため契約前に、
「そんなケースありますが、大丈夫ですよねー」と
冗談交じりに話すようにしています。
幸せに水を差すようで申し訳ないですし、
我ながらお節介だとは思いますので、
あくまでも軽く話します。
ほとんどの方は上手く家庭生活を送られると
思いますが、
私のような例もありますので、
そんなリスクもあるんだ~と
頭の片隅に残して頂けたら幸いです。
☆ 財産は、夫婦折半でと考えた方が良い
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