未来設計図は、お金以外のことも盛り込む
30代の生徒さんたちとの会話の中で、
「会社の先輩女性たちが、
昼休みに机の上で寝ているのは、なぜなんでしょうか。」
と、言われて、驚いたことがありました。
30代の彼女たちの経験や体力からは、
40代、50代女性の
体力のおとろえなど予想がつかないのですね。
自分の心身の揺らぎに戸惑いつつも、
更年期の不調の中で働く先輩女性の姿、
自分の姿と重なりジーンとなります。
教育費、住宅ローン、老後資金の準備が重なる
40代、50代は家族のための責任がピークになり、
体力的にも若い時とは違う変化が起こってきます。
未来設計図には、お金のことだけでなく、
家族と自分の体調や環境の変化などが
起こるかもしれないことも頭の隅に置いて欲しいです。
更年期とその後の人生を楽しく過ごすために
今から心がけておいたら良いと思うことを書きとめておきます。
がんばるが当たり前になっていない？
ワンオペ生活で忙しい女性に多い
複数のことをしながら、別のことを考える
思考のフル回転していませんか？
私が40代の時は、
教育費、住宅ローン、老後資金の準備、
家事、塾の送迎、仕事に追われる日々でした。
40代になった頃から
朝から疲れている・・・とは感じていましたが、
サプリを飲んで無理りやり動きはじめ、
やるべきことに追われる日々でした。
「〇〇するべき」思考で長年動いていたので
「べきべき思考」でGO！でしたが、
私の場合は夢の中でも考えごとをして、
仕事の手順をアレコレと考えながら寝るので
ホントに寝た気がしませんでした。
習慣とはおそろしいもので、
今でも考え事しながら寝ている時もあります。
がんばるをやめる方法を知りたかった
今は、若い時の力技を反省して
自分の心地よいを一番に考えて行動し、
長年の習慣を変えるように気にかけていますが、
休みことも大切と気がついても、最初の頃は
そもそも休み方さえ分からなくなっていました。
「いかに時間を有効に使うか？」
「どうやって成果を上げるか？」
会社と家庭の中で長年染みついてしまった
自分を追い込む思考癖。
固まったものを緩めるには時間はかかりますよね。
わたし的がんばりからの離れ方
子どもの大学受験が終わった後から
週末の夜は、車中泊の旅に出ていました。
田舎の小さな立ち寄り湯を探して行ったり、
道の駅やビジネスホテルに泊まったりしながら、
朝の散歩と街歩き、地元グルメの食べ歩き、
穴場スポットとパワスポ巡りをしながら
だんだんと無心になれるようになっていきました。
飛行機に乗らない生活の中で、支払い方法を工夫して貯めたマイルを
航空券に換えて行くマイル節約旅も楽しみになり、
備忘録としてフォートラベル旅行記を書いたりしています。
地元民しかいかないスポットも好きですし、
定番のコテコテなスポットも外せない欲張り旅です。
香港では、朝の公園での太極拳のグループに参加したり、
スターフェリーやトラムに乗ったり、
ミシュランの星がついた海老ワンタンを食べたり・・・
想い出が止まらなく、脱線し過ぎていますね。やめます。
お金はかけなくても想い出は作れて、
モノより想い出の方が心に残ります。
工夫と少しの勇気があれば、世界は変わるのではないかと。
私は、1泊1万円をベースにホテル選びをしているので、
ベトナムでは、ほぼスィートルームに泊まれて、
香港では、寝返りも打てない狭さを味わうなど
国による違いも楽しんでいます。
でも、シンガポールの天空のプールだけは、
いつか奮発して行こうと思ってます！
サラッと行ける人は、カッコイイと思いますが、
小市民的生活も好きなので夢の1つにしています。
また、脱線ですね。（笑）
あなたに伝えたいこと
大人になったら、力を抜くにも訓練が必要です。
長い人生を健康で楽しく過ごすには、
マラソンのようなペース配分も大切です。
好きなこと、得意なことは人それぞれですし、
そもそも忘れてしまっている場合もあります。
何をしたいのか、分からない時もあります。
そのような時は、昔好きだったことをしてみるか、
知り合いの人がやっていることについていくなど、
自然に任せるのもひとつの手かと思います。
自分のがんばりを認めて、自分のご機嫌をとりながら
キツキツしないで、ユーモアを楽しみながら
細～く 長～く 人生を味わっていきましょう。
お金をかけなくても楽しむ方法など知りたい方、
お金との向き合い方のアドバイスが欲しい方は、
お待ちしております。
