お金と行動の関係
すっきりとした生活をしたい、
お金も貯めたいと思っている方に、
知っていると、
ムダな買い物、衝動買いを止める効果がある
行動心理学用語を2つご紹介します。
値引きに引かれてしまう
9,800円の商品が
4,900円になっているのを見つけて、
この商品を買うと4,900円得する、
買わないと損するのではないかと思って
余計な買い物をしてしまったことないですか?
よくよく考えたら、
4,900円のお金が出ていくのですが・・・
9,800円という金額が頭に焼き付いて
4,900円で買うのはお得だという、
初めに見た数字や情報が印象に残り、
購入する時の判断基準になっているという
心理効果を「アンカーリング効果」といいます。
値引き商品の即買いを決めそうな時は、
「値引きされているから欲しいの?
値引きなしでも欲しいの?」と、
自分に問いかけてみると、
少し冷静さが戻って来ると思います。
期間限定のスイーツが呼んでいる
これは、強者ですね。
今しか手に入らないと思うと、
ついつい手がのびてしまうも気持ちも分かります。
手に入りにくい物って魅力的に感じてしまいますよね。
この効果を「希少性の原理」といいます。
人間心理の弱いところをグーっと押してきますが、
ひんぱんに期間限定となっている物も多いですよね。
ここは今一度冷静になって
「期間限定でなくとも買いたいのか?」
自分に問いかけてみましょう。
私の場合は、
デパートの催事で地方の実演販売などがある時は、
出来立てが食べられるから購入してます。
コロナ渦で旅行ができない分、せめてもの旅行気分です。
冷静な時に、自分なりの判断基準を決めて、
必要な物、買いたい物をイメージしておくと
納得できる買い物ができて後悔が少ないです。
今回は、身近なお金と行動の関係についてお伝えしました。
勢いや気分だけで購入し後悔することが少なくなり、
浮いた分のお金で資産形成ができると良いですね。
家計を見直して資産形成をしたい方の
個別相談をお受けしています。