9月1日「防災の日」
体を守る「防災グッズ」、家計を守る「損害保険」、
自分を守る「的確な行動」
日頃から家族と共有できていますか?
コロナ渦での災害時の行動は、以前より気をつけるポイントが
増えてきています。
ヤフーニュースに載っていておもしろいと思った、
「フェーズフリー」についても考えてみます。
防災グッズで体を守る
総務省消防庁HPより
上記の全てを備えていたらベストかもしれませんが、
車に積み込んでおかない限り
全部を一人で持ち出すのは大変そうです。
<命にかかわる状態の時~重要度ランキング>・・・わが家の場合
★★★ 1人でも、車が動かなくても、持ち出したい物
携帯電話、水、現金(小銭も大切)、いつも飲んでいる薬、懐中電灯、
ラジオ、手袋、大型ごみ袋、ビニール袋、すぐ食べられる食品、
筆記用具、ティッシュ、タオル、ヘルメット、
動きやすい服装と歩いても疲れないスニーカー。
★★ 時間的な余裕があって、車移動ができる時
保険証とお薬手帳、チャッカマン、缶切り、ナイフ、ウエットナプキン、
簡易ガスコンロとボンベ、おむつ、印鑑
★ 場合により、持ち出す物
通帳、消火器、スコップなど
※避難先にもよりますが、通帳と印鑑を同時に持ち出すのは
紛失時の悪用リスクを考えると避けた方がいいでしょう。
災害の時に電気、ガス、水道が止まったり、
孤立してしまった場合でも
3日間乗り切れる水や食料を準備できていれば助けは来ます。
まずは、家族の3日分の準備をしましょう。
Think The Day の紗栄子さんが言っていましたが、
チェックリストを確認しながら、
季節やサイズ感の見直しも大切ですね。
私が気をつけていることは、
家族の集合場所や連絡方法を決めていること、
携帯電話の充電を常に50%以上であること、
車のガソリンを常に半分以上はキープすることです。
損害保険で家計を守る
熊本地震の時の請求業務をしていて感じたのですが、
ご自分の保険内容を知らない、間違って覚えている方多いです。
保険証券を失くしていても本人確認ができれば、
請求自体はできるので、大丈夫ですが、
地震保険に入っていたつもり・・・
地震保険の金額を多く勘違いしていた・・・
場合には、お気の毒としか言いようがありません。
パンフレットに補償金額と大きな文字で書かれていたのは、
火災保険の金額なのに、
地震保険も同額と思い込んでいたなどのケースもあります。
火災保険は、
火事で家が燃えた時や台風などの被害に対応しますが、
地震が発生→ガス管が損傷した→火災が発生の場合は、
原因は、地震が発生したことなので、
地震保険に加入していないと補償されません!
家が燃えたのに、火災保険では補償ができない!
保険を知らない人からすると、納得しずらいでしょう。
どんなリスクを回避したいのか、
保険代理店の担当者にしっかりと伝えることが大切です。
的確な行動で自分を守る
ヤフーニュースに載って記事から引用・抜粋しています。 ↓
「いつも」の暮らしが「もしも」に役立つフェーズフリーという備え方
キャンプ用品を災害時にも使えるようにするなど、
「いつも」と「もしも」の区分けをなくし、生活の延長線で備える。
「フェーズフリー」というこの考え方=「備えない防災」と言います。
人間が経験していないことに備えるのは、難しいことから、
災害が起きたときだけでなく、
普段の暮らしにもメリットがある備え方をするのです。
例えばキャンプで使い慣れたアウトドア用品を災害時に活用するなど。
ゆるキャンというドラマでは、
大地の恵みや先人の知恵に感謝しながら
ゆるいキャンプを女子高校生が楽しんでいますが、
1つの参考例になると思います。
ハードな正統派のキャンプではないので、ドラマでは、
つまみが切れた時は、原付バイクでコンビニに行くシーンも
ありましたが、少しずつステップアップしていく様子が分かります。
少しずつステップというのが、ポイントです。
できることを1つずつ増やしていく。
物がなければ、代用品を考える。
出来るだけ、買わずに、身のまわりの物を使う。
保険業界に属した20年前位からの災害を振り返ってみても、
災害の規模が大きくなり、
災害の頻度も近くなって来ていると感じます。
コロナ渦での避難は、気をつける点も増えました。
9月は災害が多い月です。
「防災の日」を機会に、今一度確認をおすすめします。
どんな保険に入ったらいいか分からない方、
今、入っている保険の内容が分からない方、
保険の内容に不安があるから確認したい方、
個別相談をお受けしています。