シングルマザーさんのお悩みの中で特に多いのが、
「教育費と老後資金、どうやって準備するのか?」です。
先日のミニセミナーの時にも、その話題が出てきました。
先ずは、「教育費と老後資金は何年後に必要か?」
について、考えてみることをおすすめします。
教育費と老後資金の2本立てに悩んでいても
意外とチェックできていない方が多い項目です。
「教育費の貯め時は、中学生まで」と言われていますが、
もし、バレエ、ピアノ、野球などの習い費用が高い場合は、
さらに貯め時は短くなります。
中学3年生にもなると、塾に行かない派だったご家庭も
駆け込みで塾通いをするご家庭は増えてきます。
例をもとに一緒に整理して、みましょう。
シングルマザー40歳、第一子小学4年生、第二子幼稚園年中
2人共、小中高と大学で自宅通学予定。ママの退職は60歳。
図に書き出してみると、
想像より「貯め時が短い」ことに気がつきませんか?
短い貯め時を意識して、どう貯めていくかがカギになります。
46歳までは、児童手当と児童扶養手当の合計73,350円/月が
もらえますが、
第一子が中学3年生の時の塾代などで貯蓄はできないと
事前に辛めの予測を立てます。
第一子が小学4年生から中学2年生までの間に440万1,000円の
手当がもらえるので、それを半分貯めることができれば
大学進学時の通学費用、教科書代、就職活動費に充てられます。
当初は60歳でリタイアの計画でしたが、図に落とし込んでみて、
2年間で老後資金の準備は難しいことが分かりました。
その場合には、70歳まで働くなどの対策をとる方がよいでしょう。
仮に、利率3%で毎月5万円を12年間運用すると、
7,200,000円は、8,653,713円になります。
シミュレーションは、こちら ↓↓↓
70歳時点の865万円を利率1%で運用しながら毎年50万円取り崩すと、
89歳までは資産が残ることになります。
シミュレーションは、こちら ↓↓↓(任意の金額を入力し試算できます)
このように、お金の流れを整理して、
「お金が必要な時期」を前もって知り、準備することが大切です。
40歳のシングルマザーさんの例では、
教育費の準備期間が短かったため投資などでの準備はやめて、
貯蓄で準備するのが妥当だと思います。
長期的な運用ができるのであれば、
NISAやiDeCoなども上手に活用したいものですね。
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