よく言われるのが、
「FPって、保険屋さんでしょ?」
です。
保険募集人でFP資格も持つ人は、
FPと名乗りつつ、保険ばかり売る人、
時々FP、ほぼ保険屋な人の
2つに分かれます。
本来のFPの定義は、
(証券や保険などの)金融商品を売らない
お金に関して中立な立場の専門家です。
FPを例えて言うならば、
家計のかかりつけ医のようなものです。
患者さん(お客様)の日頃の状態(家計)を
よく知っていて、
熱がある(進学・住宅購入・離婚・退職)など
状況が変わった(お金のピンチの)時に
診察し(話を伺い)、
点滴治療(解決策の実行支援)したり、
家で(家計)の過ごし方などの注意点を告げ、
患者さん(家計)の状態が良くなるのを
見守ります。
重大な病気(家計のピンチ)が発見されたら、
専門医(弁護士・税理士など)を紹介します。
かかりつけ医(FP)は、
全ての病気(お金の悩み)を
解決できない時もありますが、
何科(どの専門家)に行けば良いのかは
判断できますので、
患者さん(お客様)がいくつもの科(専門家)
に行き、
お金と時間と労力がかかることを
軽減をします。
~FP協会のHPより抜粋~
FPとは、人生の夢や目標をかなえるために
総合的な資金計画を立て、
経済的な側面から実現に導き、
サポートする専門家です。
「家計に関わる」
金融・税制・不動産・住宅ローン・保険
教育資金・年金制度等の知識を
総合的に活用し、業務にあたります。
もう1つ多くの人が誤解していることは、
FP(ファイナンシャルプランナー)と
○○プランナーや○○コンサルタントを
似たような資格ととらえていることです。
名前は似ているけれど、全く別物です。
FPは、基本的に顧客の利益優先の
教育を受け、試験に合格した人で、
FP協会認定のAFPとCFP®と
国家資格の3級FP技能士と2級FP技能士、
1級FP技能士の5種類があります。
生命保険協会認定の
TLC(トータルライフコンサルタント)は、
生命保険募集人の資格なので中立とは
言い難いです。
保険募集人の名刺に書かれている
○○プランナーや○○コンサルタントは、
保険会社固有の名称で(商標登録がある場合も)
保険募集資格がある人を指します。
全ての人が中立的なアドバイスをするとは
言い難いです。
私も昔は、
TLCの資格を持ち保険会社寄りの考え
(お金の悩みは全て保険で解決する思考)
でしたが、
今は保険の良さも分かっているけれど、
他の金融商品も良いものがあるので、
トータルな視点で顧客の利益優先に考える
思考に変わりました。
法令等の改定事項について
継続学習課題も課されていて、
常に勉強している点も
変わったと思います。
自分の人生を振り返ってみると、
CMではないですが、
「すったもんだがありました~」的な、
平坦な道やキラキラした道では
ありませんでした。
今は、少し落ち着いたので、
過去のマイナス体験を経験値にして、
プラスに変え、
皆さんのお手伝いがしたいと思っています。
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